AJAXとは？仕組みやメリット・活用例をわかりやすく解説

AJAXでは、JavaScriptとXMLHttpRequestを用いて、Webページをリロードせずにサーバーからデータを取得し、表示を更新する。

AJAXの仕組みは、以下の3つのステップに分けられる。

1. リクエストの送信

JavaScriptを用いて、XMLHttpRequestオブジェクトを生成して、サーバーへのリクエストを送信する。

2. データの受信

サーバーからデータが返ってきたら、XMLHttpRequestオブジェクトからデータを受信する。

3. 表示の更新

受信したデータを、JavaScriptを用いてWebページの表示を更新する。

具体的には、以下のコードのように、XMLHttpRequestオブジェクトを生成して、リクエストを送信する。

// XMLHttpRequestオブジェクトの生成
var xhr = new XMLHttpRequest();

// リクエストの送信
xhr.open("GET", "/api/data");
xhr.send();

リクエストの送信後、サーバーからデータが返ってきたら、以下のコードのように、XMLHttpRequestオブジェクトからデータを受信する。

// データの受信
xhr.onload = function() {
  // データの取得
  var data = xhr.responseText;

  // 表示の更新
  document.getElementById("data").innerHTML = data;
};

このように、AJAXは、JavaScriptとXMLHttpRequestを用いることで、Webページをリロードせずにサーバーからデータを取得し、表示を更新する技術である。

AJAXの応用例としては、以下のようなものが挙げられる。

検索エンジン

検索窓に入力するたびに、サジェストキーワードを表示する際にAJAXが活用されている。これにより、ユーザーはキーワードを入力する途中でも、関連するキーワードを把握することができる。

地図アプリ

地図をスクロールするたびに、地図の表示を更新する際にAJAXが活用されている。これにより、ユーザーは地図をスムーズに操作することができる。

ECサイト

商品のレビューを読み込む際にAJAXを活用することで、レビューの更新をリアルタイムで表示することができる。これにより、ユーザーは商品の最新情報を常に確認することができ、購買意欲の向上につながる。

SNS

ユーザーの投稿をリアルタイムで表示する際にAJAXを活用することで、投稿の更新ごとにページをリロードする必要がなくなる。これにより、ユーザーは常に最新の投稿を確認することができ、SNSの利用頻度の向上につながる。

チャットツール

メッセージの送受信に合わせて、メッセージの表示を更新する際にAJAXが活用されている。これにより、ユーザーはメッセージを常に確認することができ、スムーズなコミュニケーションを実現することができる。